PhotogenicYokohama Aoba

残したい今

2020/4/4

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Photo by Natsuko

Coordi by Misaki Nakagawa

 

 

3月の青葉店には、たくさんの12歳の子が来てくれました。

彼女もそのうちのひとり。

 

彼女は、写真を撮られることもきっと楽しんでくれていて、私たちにもオープンに接してくれる子だったため、伏し目になったり微笑んだり、たくさんの可愛い顔をカメラに向けてくれました。

 

撮ってる間に高校生を撮ってる気持ちになる程にに、大人っぽくて可愛い子でした。

 

でも、私はその子の可愛くて1番魅力的だなと思ったのは、あどけない子供らしい雰囲気でした。

撮っていると大人っぽいな〜、と何度も思うのですが、話しかけていると12歳の彼女らしい素直さや、笑い声まで写真に残りそうな笑顔を見せてくれるのです。

 

 

 

この日のこの時間は、とてもいい天気で西日が長い時間スタジオに届いてました。

オレンジがかった光でのアンダー目こ写真は既に撮っていたので、柔らかい、女の子らしい光で撮ろうと決めました。

 

なるべく白や淡い色が多いインテリアに座ってもらい、初めは本を読んでもらいます。

それまでは、カメラを意識したうえで、私たちと遊びながらの可愛い笑顔を撮っていたので、カメラを意識しない出来る限り素の雰囲気で撮ろうと思いました。

 

 

真剣に英語の本を読んでいた彼女に、ふいにサキちゃんを見るように声をかけました。すると、それまで楽しい話をしてくれてたサキちゃんが今は何をしてるのか、少しの期待をしながらサキちゃんの方を振り向きます。

 

そこには、大人っぽいとも少し違う、素直でどこかあどけない彼女が写ったように見えました。

少し大人に近づき、女の子らしい柔らかい雰囲気と、子供らしい雰囲気がまざったような。

「今」の彼女。

 

 

これからも、赤ちゃんから成人まで、たくさんの子が来てくれると思います。

その中で、その時々の「今」を残せるように、写真の技術も、人に深く入るということにも、丁寧に誠実に向き合っていきたいと思います。

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