2017年7月。

娘達のダブル七五三の撮影を検討していた年。

お友達に教えてもらいライフスタジオ横浜青葉店の予約をとりました。

予約の取れないスタジオと聞いていたのでパソコンに張り付き、必死で予約を抑えました。

 

撮影の前日。

初めてのハウススタジオでの撮影に親子揃って楽しみな気持ちと少しの不安。

男の人かな?女の人かなー?お着物どんなのがあるかなー？ドキドキするね！

娘達とそんな話をしながら当時長女が夢中になっていたアクアビーズでカメラを作りました。

 

ワクワクしながら迎えた撮影日！

各々好きなお着物を選び、着付けてもらっていざ撮影！！

この時はまさか数年後に自分がスタッフになるとは思ってもないので、すごいな〜さすがだな〜と思いながら撮影風景をスマホで撮りながら眺めていました。

お着物撮影も終わり、お着替えして姉妹撮影。

 

まだ、リニューアル前の青葉店。

当時と少しインテリアは変わりましたが、今も自然光が綺麗に入るこのエリア。

 

この時撮影してくださったのは五明さんは多く声はかけずに真っ白なシーツを娘達に手渡し自由に遊ばせてくれていました。

（当時はゴメラマンだった五明さん。我が家では今でもゴメラマンです^^）

 

入園と入学が重なったこの年、二人とも新生活に慣れてきて、これまで可愛い、可愛い妹だった次女は我も出てきて少し生意気になりました。

 

そんな妹を可愛がり、面倒をみてあげたいけど、なかなか言う事を聞いてくれない妹をすんなり受け入れられない長女。さらに学校生活でも色々と思う事があった時。

それでも撮影中は立派にお姉ちゃんでいてくれました。

 

畳もうと必死に頑張る真面目な姉に対し、自由な妹はチラチラとカメラを気にしながら姉の邪魔をしていたと思います。笑

 

お着物から解放され、自由に遊ぶ娘達を見て私は素人目に、こんなに動き回って大丈夫？！と思っていたりもしましたが、出来上がった写真を見た時にとても感動したのを今でも覚えています。

 

当時75カットで渡される写真の中で、とても印象に残っているこの写真。

妹のいたずらにはにかむ表情も奥で真剣に頑張る姉の姿も。

 

この時の姉妹関係が蘇ります。

 

私は今もこの時の写真たちを定期的に見返します。

当時、７歳と２歳半だった娘達も大きくなりました。

 

二人とも歳を重ねましたが、関係性は今もあまり変わりません。

そしてこの先もあまり変わらないんじゃないかと思います。

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この撮影から数年後。

私は青葉店の一員になりました。

 

当時とはインテリアもスタッフも違うけど、同じ青葉店で撮影した写真。

どうしたらこの時の様な写真が撮れるのか…。

過去の先輩達の写真を見返し、スタッフ同士で話し合う。その時間がとても好きです。

カメラマンのみんな、コーディネーターのみんなで話をし、実際に試してみたりもします。

 

当時、コーディネーターとして一緒に撮影にはいってくれていたさきちゃんもこの時、娘達の自由な姿をにこやかに見守りながらもスムーズに撮影ができる様な声かけをしてくれていたと思います。

今、私も同じくコーディネーターという立場で撮影に参加していますが、それはとてもすごい事でカメラマンとコーディネーターの関係性がしっかりとあるからこその事なんだなと実感します。

 

青葉店だけでなく、ライフスタジオが変わろうとしている時ではあるけれど、やっぱり青葉店らしさは残したい。

それはどれだけインテリアやスタッフが変わろうとも繋いでいきたいと思っています。

 

撮影される側として初めて訪れた青葉店。

この時の75カットは私に勇気を与え続けてくれています。

ゴメラマン！！さきちゃん！！ありがとうございます。私は今、とても楽しく過ごしています！

それはこの時、青葉店に出会えたから。

 

そして撮影する側として。

誰かの人生を楽しく。期待をこえる一日を。

この言葉はお借りしたものですが、まさしく私の思っている事です。

これから青葉店に来てくださる方にも私が感じたように。写真と共にそんな思いも持ち帰っていただけたら良いな。

 

Photo：Kazuma Gomei　

Coordi：Saki