Staff BlogHead office

Ishigaki.J
本社

石垣貞娥

’To be is to do’
- Jean Paul Sartre

存在するとは行動することである。実存主義の代表者であるサルトルが残した言葉です。

人間は常に何かしらの行動をとるが、それは全て自らの「選択」であるため、この行動に「責任」を取らなければならないと言います。

小難しい話を挟みましたが、人間それぞれが生まれ持っている「自由」を本当に発揮させるためには、具体的な「行動」と、それに伴う「責任」を果たすべきだという意味だと思います。

「自由な人になりたい」
これが自分が決めた人生の目的です。それをするために、普段どういうことを感じて、考えて、行動しているかをコツコツと残していく空間にしたいと思います。

町田在住 / 一児の母 / 本社

BOOK:log 「我が子の本棚」

2017/3/8

721 4

Photo by. Ishigaki.mama @JITAKU_no_ONIWA 2017

我が子の本棚



最近2歳になった娘は絵本をおもちゃのように扱います。
もっと小さかった時は手のひらサイズの絵本を積み木の様に積んだり、最近は本を広げてお家を作っては「ゆいなちゃんのお家!」と言っておままごとを始めます。
 
私自身、小さい頃から本を読むのが大好きで現実の世界では考えられない不思議なことが本の世界では無限の可能性を持つことに強く心を引かれました。学生時代には複雑な世の中の情報をシンプルに伝えてくれる専門書の魅力に陥った時期もありました。必然的に子供が出来たら「本好きの子供になって欲しい」と勝手に思い、お腹にいる時から色んな絵本を読み与えました。しかし、いざ子供が生まれ絵本を買ってあげた時はかなりがっくりしました。絵本には全然見向きもせず、他のおもちゃに気を取られ思うように絵本を読ますことが出来なかったのです。
 
世間で言う月例別おすすめの絵本というのも参考にしているはずなのに…、やっぱり本嫌いのパパに似てるのかな?とも思いましたが、今思うと「本と子供の付き合い方」がある様に思います。じっくり集中して何冊も本を読み続けて欲しいと思うのは大人の勝手な願いであって、初めて本と付き合う子供にとってはそれなりに馴染む時間と方法があるのではないかと気づきました。

※世の中には素敵な絵本がたくさんあり、ここで紹介するのはあくまでも私が主観的に思った見解を添えているだけですので、参考までに。


 
■0〜1歳の本棚
「あかちゃんミニ絵本」シリーズ 全6冊
作・絵 はた こうしろう、ポプラ社
     
0〜1歳の子供はまだおしゃべりは出来ないけれど、ママやパパ、周りの人の話を良く聞いて自分の中に「言葉」溜め込む最高の時期だと思います。なので本屋さんにも「子供図鑑」という形式の本がいくつも出ていると思います。イラストのモノ、実写板のモノ、一冊の中に幾つかのカテゴリが入っているモノ、カテゴリ別に1冊ずつまとまったモノ…などなど。我が家の場合は最初はシップルに認識出来るようなイラストのモノ、その中でもカテゴリ別に1冊ずつまとまったモノを選びました。私自身が小さい頃百科事典が大好きで、一つの分野の百科事典を開いて辞書のように調べたりするのが楽しかったからです。語彙が少なかった0歳の頃はただ1冊ずつ見せるだけでしたが、語彙が増えて来てからはご飯を食べながら絵本で見たことがあるメニューが出ると本棚に走って「これ!いっしょ!」と言いながら大はしゃぎ。自分の知っているモノがこれだったんだ、と気づく喜びがあるようです。ポケットサイズで移動も便利なので、お出かけの時ものりものシリーズを持ち込んで「バスに乗って、飛行機に乗って、タクシーに乗るよ」などその都度目に見えたモノを絵本で確認します。
 

■1歳頃の本棚
「じのない えほん」
作・絵 ディック・ブルーナ、福音館書店
ディック・ブルーナさんのうさこちゃんシリーズは私が小さい時からあった古典中の古典ですよね。しかし、1歳頃の子供には意外と字が多くて飽きることが分かりました。
そこで、初めての一冊はこの「じのないえほん」にしました。シンプルな絵と色使いで子供が集中しやすい構成になっているのと、字が全くないので、読んであげるママやパパの言葉そのもので物語を作ってあげると子供は一番興味津々に耳を傾けてくれます。読む度に話の内容がちょっとずつ進化していくのも楽しみの一つだと思いました。

 
■1歳半頃の本棚
「おかいもの おかいもの」
作・絵 さいとうしのぶ、ひさかたチャイルド社
「あっちゃんあがつく・たべものあいうえお」など食べ物をキーワードとした美味しい絵本で有名なさいとうしのぶ作家の1冊。1歳半過ぎてからスーパーのお買い物が好きになった娘に買い物ごっこの気持ちで読んだら「もういっか〜い」の声が何度も出ました。
リズムに合わせてリンゴやキュウリ、食パンなどをカゴに入れていくと…最後はカエルさんのお家で素敵なごちそうをしてもらえる楽しい絵本です。
 

■2歳の本棚
「とりがいるよ」
作 風木一人、絵 たかしま てつを、KADOKAWA社
かず、いろ、大きさなど子供の興味を引き出す色んな要素が凝縮された1冊。シンプルな絵と色使いのお陰で読み終わるまでじーっと集中して話を聞いてくれます。そして所々大人も笑えるちょっとお茶目なとりさんも隠れているので、読む度に新しい発見が出来る1冊です。
ちなみに家の娘はなが〜いとりが一番好きらしいです♪
 

■最近の絵本
「なつみは なんにでも なれる」
作・絵 ヨシタケ シンスケ、PHP研究所
ひな祭りのお祝いとして渡すつもりだったのが、何故か見つかってしまい最近のヘビリピになっている一冊です。みなさんご存知の「りんごかもしれない」シリーズや、「りゆうがあります」シリーズのヨシタケ シンスケの最新作です。2児のパパだけあって子供への観察力がとても鋭くて深いのもヨシタケ シンスケさんの絵本の特徴ではないかと思います。自分自身も子供の頃の気持ちを忘れないでいたいと語るインタビューを見た事がありますが、まさに大人では見逃しがちな子供ならではの発想力。その幅の広さは読む度に色んなことを感じさせてくれます。そう意味で大人にもとっても気づく事の多い絵本だと思います。

ところで、うちの子はと言うと…
寝る前この本を何度も読ませては、今度はなつみちゃんの真似で色んなモノに化けて大忙し。
最後の落ちはなつみちゃんと同じ、だんだん言う事と行動がゆっくりとなり壊れたラジカセのように鈍くなったところでバタン、と寝ます。


ライフスタジオに来てくれるママ・パパはどんな絵本、読ませてますか?
おすすめがあったらぜひ共有してくださいね♪



Writer. 石垣貞娥
ライフスタジオの数少ない「ママカメラマン」の一人。
小さい時から本を読むのが好きで、子供にも本の世界で思考の範囲を広げて欲しい、そう願っています。毎週土曜日は子供と手を繋いで地域の図書館を訪れ、読みたい本を借りて来るのが一週間の楽しみ。この度「絵本」というキーワードで子育て中のお母さん、お父さんと共通の話題を話し合う一つのきっかけを作りたいと思います。

※写真は本棚とは関係なく、ただただお庭の掃除に出かけた娘の様子です。
ママがカメラマンと言うのに、パパは我が子の顔写真が掲載NGですので…(汗)
 

この記事をシェアする