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Ishigaki.J
本社

石垣貞娥

’To be is to do’
- Jean Paul Sartre

存在するとは行動することである。実存主義の代表者であるサルトルが残した言葉です。

人間は常に何かしらの行動をとるが、それは全て自らの「選択」であるため、この行動に「責任」を取らなければならないと言います。

小難しい話を挟みましたが、人間それぞれが生まれ持っている「自由」を本当に発揮させるためには、具体的な「行動」と、それに伴う「責任」を果たすべきだという意味だと思います。

「自由な人になりたい」
これが自分が決めた人生の目的です。それをするために、普段どういうことを感じて、考えて、行動しているかをコツコツと残していく空間にしたいと思います。

町田在住 / 一児の母 / 本社

お花と植物が好きな女の子におすすめ絵本 荒井真紀『ひまわり』他3冊 ~我が子の本棚Vol.12~

2020/7/29

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平日の朝は大忙し!
「プールバッグは?お着替えは?連絡帳は?」などなど、忘れ物は無いか、時間は間に合うかを気にしているうちに慌ただしく過ぎていきます。

そして迎えた金曜日の夜。親子ともにやっと一息。我が家ではこの時間にここ一週間保育園で作った工作品やお絵かきを一緒に見返しながら「お家作品展」を開いています。お気に入りの作品はしばらく壁に飾っておくのも我が家の伝統です。

年長組の娘が最近はまっているのは、花や蝶々など自然をテーマにしたもの。気になってそのワケを聞いてみると、

〇私: 「何でお花とチョウチョウさんを描いたの?」 
●娘: 「今、私の心が花畑みたいだから!」

その返事にうっとり~♪
花畑の心ってどんな風景なんだろう、としばらく想像してみました。

不器用でも一生懸命に描いた子供の作品。聞いてみると色使いにも、配置にもそれぞれに理由があって、深い意味が込められていて。まさに「芸術」と言わざるを得ない。我が家の宝物です。おかげで子供の目に映った世界を同じ目線で眺めることができて、汚れていた心が清らかになる幸せな時間です。

そんな子供が最近お気に入りの絵本は「荒井真紀」さんの花の絵シリーズです。
 

『ひまわり』 荒井真紀 文・絵 (金の星社)


ひまわりの種を手のひらにおいてみると…とても小さくてかわいい。この小さな一粒の種が水と光を浴びて空へ空へと向かって背を伸ばし、やがて顔よりも大きな花を咲かせます。

時には立体的に、時には具体的にと、本物と勘違いするほど繊細な荒井真紀の絵ですが、とは言え写真とは違う温かみがあります。絵本と図鑑の間、と言う感覚なので年長の娘にとっては「はじめての図鑑絵本」として触れ合うのにぴったりと思いました。

本を読み終え、娘は早速自分でも「描いてみたい!」と色鉛筆と絵具セットを取り出しました。(笑)
 

『チューリップ』 荒井真紀 文・絵 (金の星社)


チューリップの花を咲かせるのは、タネではなくこの玉ねぎのような形をした「キュウコン」です。

土の中の水分と養分を吸収して根を伸ばします。やがて、綺麗な色の花びらが咲き、一週間ほどして散った後でも、土の中に残されたいお母さん球根には大切な役割が残っています。それは、翌年また花を咲かせる赤ちゃん球根を育てること。

そうして毎年、お母さん球根から赤ちゃん球根へ継がれる生命の神秘と不思議さを教えてくれる貴重な一冊です。

 

『あさがお』 荒井真紀 文・絵 (金の星社)


荒井真紀さんの絵本シリーズを読みながら改めて気づくことが2つありました。

それは、「お花にはそれぞれの個性を表す形と魅力がある」と言うこと。そして、「一つの花を咲かせるために、こんなに準備をしているんだ」と言うこと。お花のみならず、命を持って生まれた全てのものから学ぶ人生の本質なのかも知れません。

もちろん、5歳の娘にそんなことを言葉にして説明することは出来ませんが、一緒にページをめくりながら語らなくても伝わる何かが彼女にもきっとあると思います。本を通してその一つ一つの感覚が積もり、彼女の人生の置いて大きな養分になることを祈りながら…。
 

『たんぽぽ』 荒井真紀 文・絵 (金の星社)


ふわり ふわ ふわ
ふわり ふわ ふわ

道端で見つけては、ふいてみたくなるたんぽぽのわたげ。どうやって生まれるのでしょうか。

春先に鮮やかな花を咲かせるために、たんぽぽは冬の間地面に張り付くようにはを広げて過ごしています。その方が冬の寒さや、風邪を防ぐのに都合が良いからです。私たちの目に見えるのは地面にペタッと張り付いた葉っぱですが、それよりずっとずっと先まで根を伸ばしているのです。黄色の花が枯れ、根元から生えてきた毛が房房のわたげに大変身。まるで白いボールのようになります。

風が吹くと、わたげはパラシュートのように次々と飛んでいき、遠く遠くまでタネを運びます。よく育ったたんぽぽからは200こもの種が飛び立つとか!たんぽぽはなぜこんなにも仲間を増やそうとするのでしょうか。娘がその理由を理解するまではもう少し時間が必要そうですが、今も道端のどこかで頑張って生きているたんぽぽを思い出しながらその感覚を覚えて欲しい、と思うこの頃です。

 



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▼Writer : Ishigaki.J 
ライフスタジオで数少ない「働くママ」の一人。
現場での経験を経て、現在は本社でライフスタジオらしいマーケティングとコンテンツ作りに取り組んでいます。子育てと仕事の間で感じたこと、思うこと、分け合いたいことをコツコツと記録しています。

 

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