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横浜青葉店
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写真分析「包み込む」

投稿日:2019/2/27

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Photo&Write by Misaki Nakagawa 

Cordi by Kazuma Gomei 

 

 

昨年末から3ヵ月弱、逆光写真を個人の写真主題にして取り組んでいました。

はじめのうちは露出の設定ですら迷うことの多かった逆光写真ですが、

最近は少しですがだんだんとその感覚を掴むことができてきたように感じています。

 

逆光写真が中々とることのできないのには明確なイメージがないという理由がありました。

これはここ数カ月なんども写真分析で書いている事ではありますが…。

漠然と「ふんわり」というイメージだけがある中で、その具体的な内容にまで及ぶことができていない。

だからなんとなく「よくこうやって撮られているから」という理由で撮ってしまうことが多く、自分の中でなかなかこれだという1枚を撮ることができない。もちろん撮られている写真に大きな問題はないけれど、自分のものにはできていない。そんなことを多く繰り返していました。

 

3ヵ月という長い取り組み期間の中で、少しずつ自分の中で逆光写真を撮るイメージが付いてきました。

イメージの1つが「仕草、雰囲気の一瞬を残すこと」です。

たとえば兄弟がじゃれあっている姿だったり、

コーディネーターとの会話の中でこらえきれず笑ってしまった一瞬だったり、

ほんの少しのタイミングでしか見ることのできないモノ。

でもその少しのタイミングを愛おしいと思えるようなモノ。

それを逆光というふんわりと包み込むような光の中で残せたら、その写真はなんだかドラマチックで、特別な1枚のように感じるんじゃないだろうか。

ふんわり包み込むような、優しい光の中で、カメラを見るのではなく、それぞれの時間を楽しむ姿。

2月に入ってからはそんな写真が多くなってきました。

 

 

写真の彼は、私が少し久し振りに撮影することになった赤ちゃんでした。

生まれてから1か月とちょっと。

少し眠ったり、泣いたり、休憩をはさんだりもして。

彼にはふたりの元気なお姉ちゃんがいるので、その間はお姉ちゃんたちの撮影を進めながら、彼とママの準備が整うのを待っていました。

 

そして、ラストシーン。ママと彼の2ショットを撮ることにしました。

まだ撮影になれることができず、ふぇ~っと声を上げている彼を安心させたい気持ちもあったし、

それでもそんな彼をみつめるママさんのまなざしがずっと暖かく、優しさにあふれていることに気付いたこともありました。

 

少し離れたところから望遠レンズでかまえるのは、できるだけ彼に私たちの存在を意識させたくなかったから。

ママと二人っきりの空間であることを、彼に感じてほしかったからです。

ママの声を聞きながら、ママのぬくもりを感じながら、落ち着いていく彼をみつめるママの姿を、まずは1枚撮りました。

はじめはサイド光の立ち位置から、ママの表情が写り、彼の表情は見えない1枚でした。

彼を見つめるママの表情がとても印象的でした。

 

そこから、今度は逆光の位置に回ります。

逆光のイメージは「ふんわり、優しく包み込むような雰囲気と仕草」です。

ママに抱っこされ、落ち着いて、まっすぐママを見つめる彼と、その彼を優しくみつめるママの姿は、このイメージにぴったりと合っているように感じました。

ふんわりと、でも彼の赤ちゃんらしい肌の質感は残しながら、逆光が輪郭をなぞるように。

口をキュッと結びながら、ママのことを真っすぐ見つめる赤ちゃんの彼。

ほんの少しのタイミングしかない、愛おしく、愛情を感じる瞬間だったのではないかと思います。

 

 

 

 

今回は逆光写真でこのように撮るというイメージで撮影をしました。

ですがもちろん、これだけが逆光写真ではありません。

ひとつのレパートリーとして、今回のイメージを持ちながら、また違う写真を撮ることができるよう、この先も模索していきたいと思います。

 

店舗の皆様、たくさんのアドバイスと激励、ありがとうございました。

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