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横浜青葉店
写真分析「おんなのこ」
投稿日:2019/11/29
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Photo&Write by Misaki Nakagawa
Cordi by Kaori Kobayashi
「どんな写真を残したいのか」
ここ数カ月、ずっとそんな自問自答をしながら撮影を行っています。
何度考えても、何度考えても、
「こういう写真が撮りたい!」というのは浮かんできません。
私にとって、写真は作り上げた空間の中の結果物の1つで、
その1枚を撮ること自体を重要視しているわけではないのだろうと思います。
その子が、その子らしく入れる空間を作ること。
その結果、その子らしいと思える1枚が残ること。
どんなにきれいな写真が撮れていようと、
被写体であるその子自身が楽しむことができていなければ、、
その空間を居心地がいいと思ってもらうことができなければ、
私が毎日行っている撮影なんてきっと意味が無い。
だからまずは、その空間を楽しく、楽しく作り上げていくことを全力で。
その結果に見ることができた表情をしっかりと残していく。
『楽しい遊びの空間を提供すること』
今はそれだけを考えながら撮影に入っています。
*
無邪気で、元気いっぱいで、素敵な笑顔をもっている。
かわいい女の子である条件をすべて満たしているような女の子でした。
お兄ちゃんと一緒にいる時は無邪気に元気に遊びまわって、
たびたび「もどってこ~い!!」なんて声もかけなきゃいけないくらい、
スタジオの全部を楽しんで、遊んでくれていました。
何度もライフスタジオでの撮影を経験している彼女にとって、
この日、私たちに出会う前からここは『楽しい遊びの空間』でした。
あっちで遊んで、こっちで遊んで、走り回って走り回って。
でも、元気に遊びまわっていたカジュアルなお洋服を脱いで、ドレスに着替えるとちょっと違った表情がみえてきました。
嬉しそうに、ちょっと恥ずかしそうに。
さっきまで顔をくしゃくしゃにしながら無邪気に笑っていた彼女の、
いわゆる『お姫様スイッチ』が入った瞬間でした。
ドレスをひらひらと揺らしてみたり、くるっとまわってみたり。
それまでだったら、すぐにでもわ~っと走り去ってしまいそうだった彼女が、
少しお淑やかな一面を見せ始めてくれていました。
ドレス効果凄い。
ドレスに着替えて、少しお淑やかなお姫様へとイメージチェンジした彼女を、
その女の子らしさを感じられる写真を残したいな。
逆光で、女の子らしいふんわりした空気感を残そう。
時間はお昼を少し過ぎたころ。
強すぎるくらいの日差しが青葉店2階の窓へと挿し込む時間です。
なぜか彼女が気に入った鳥かごにもたれかかってもらい、
よりふんわりとした雰囲気を演出するのに、緑の前ボケを光に透かして、
うすい、色味のエッセンスとして入れ込みました。
さっきまで大きな口を開けて、顔をくしゃくしゃにして笑っていた彼女が、
この時は私たちの声掛けに対して、ふふっと口角を少し上げて笑うその時に、
ぐっ、と、シャッターを切りました。
それはまさにおんなのこの憧れである、
綺麗で、素敵で、高貴なお姫様の印象そのものでした。
*
彼女にとって、今回もライフスタジオは『楽しい遊びの空間』となっていたでしょうか。
その中で、彼女自身がなりたいおんなのこの姿を、残してあげることはできたでしょうか。
帰り際、私を呼び寄せて、ほっぺに優しくキスをしてくれた彼女。
その意味はきっと「楽しかったよ」の気持ちなのかな?なんて勝手に想像しながら、
また来年、彼女に会えるのを楽しみに待ちたいと思います。
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