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横浜青葉店
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写真分析【Vitality】

投稿日:2025/10/18

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@Life Studio Yokohama Aoba
Photo Takuma Oto
Coordi Hana Nakanishi

Written byTakuma Oto

 

この仕事は本当にいろんな人と出会って、向き合うことが多い仕事です。

同じ年齢でもその子によって好きなものや、しゃべり方、笑うタイミングも違います。

まあ当たり前でしょ!ということなんですが、その当たり前のことが面白いなーと感じるんです。

今回の写真は1歳の赤ちゃん。ミルクバスの撮影の写真です。

1歳の赤ちゃんも人。おしゃべりはできないけどいろんなことを伝えようとしてくれます。

赤ちゃんの生命力を感じられて好きな写真です。


 

構図は三分割構図。

赤ちゃんの顔と視線を画面右側に配置して、左側に余白を作りました。

この余白がシャボン玉を見つめる先への「期待感」を生み出しています。

前景の白いタオル、中景の赤ちゃんとバスタブ、背景の窓とインテリア。

この三層構造で奥行きと広がりを作っています。

特に前景のタオルをぼかすことで、写真全体に柔らかさを加えました。

バスタブに入った赤ちゃんが三角形の形になっているため、写真に安定感が生まれます。

窓枠の縦ラインと床の水平ラインで安定感を出しつつ、赤ちゃんの自由な動きとのメリハリを作っています。

 

窓から差し込む自然光を最大限に使いました。

この日は曇っていたので、優しい光がスタジオ内に入ってきていました。

天気によって撮影できる写真が変わってくるのも面白いところですね。

右側の窓からの半逆光が赤ちゃんの顔に柔らかく当たって、立体感と健康的な肌の質感を表現できました。

逆光気味に配置することで背景を明るく飛ばして、被写体を浮き上がらせています。

柔らかい光で、影が優しく、ふんわりとした雰囲気になりました。

全体的に暖かみのある色味に仕上がって、赤ちゃんの肌が健康的でふっくらと見えます。

コーディネーターにシャボン玉を吹いてもらい、赤ちゃんがシャボン玉に手を伸ばした瞬間、シャッターを切りました。

普段は見ないシャボン玉を見つけて手を伸ばす仕草と表情から、彼女の感情が伝わってきます。

安定感のある写真が、よりそのバイタリティを引き立てることができたのではと感じています。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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