ゴボを使った撮影
照明の勉強をしていた頃にもお世話になったゴボを、今の仕事でも使えることになり、とてもテンションが上がりました。
どんなゴボを使って撮影しようか考えている時間も、とても楽しかった撮影会です。
うっすらとゴボを使った光がありますのでそれについてお話をさせていただきます。

 

赤ちゃん撮影
ムチムチのオムツ姿を撮影する際に、ひとつ印象的な要素を加えたいと思い、
ゴボ入りのライトを当ててみることにしました。

 

構図と配置
写真の中央に座る赤ちゃんが主役となっていて、視線が自然とそこに引き寄せられます。
少しかっこいい雰囲気に仕上げたかったので、赤ちゃんには黒い帽子をかぶってもらい、
オムツ姿で床に座りながらおもちゃで遊んでもらいました。
両側には、ちほちゃんが考えてくれた「白色の小物」たち──お花や白い家具、本など──が配置され、
全体としてバランスの取れた構図になっています。
ガラス瓶に入ったドライフラワーや白い小さな椅子、本などが並べられていて、
ナチュラルでヴィンテージなスタイリングが施されています。

こうしたアイテムが、赤ちゃんの「小ささ」や「成長途中であること」を強調し、
写真に物語性を加えてくれたのではないかなと思います。
シンプルな背景と家具によって、主役である赤ちゃんがより際立って見えます。

 

光と色
白い壁に斜めから差し込むゴボの光が、赤ちゃんのいる部分を明るく照らし、
まるで舞台に立っているような印象を与えます。

全体の色味は、ホワイト・淡いベージュ・黄色を基調としており、柔らかく穏やかな雰囲気にまとまっています。
黒い帽子がアクセントカラーとなり、写真全体を引き締めてくれています。

 

被写体の表情とポーズ
赤ちゃんはカメラを見ず、手元のおもちゃに夢中な様子。
この自然な姿が、ドキュメンタリー的で、見る人に温かさや癒しを届けてくれます。

この子は、人見知りもない元気いっぱいな赤ちゃんでした。
とにかく動きたい！という気持ちが全身から伝わってきて、
私たちの顔を見るだけでニコニコしてくれる、なんともかわいい子。

ちほちゃんとまず相談したのは、「どうやってこの動きたい子を止めるか」。
意外にも、おもちゃでピタッと動きが止まって、私たちは「よっしゃーーー！」という気分に（笑）。

その後も、シャボン玉や「いないいないばあっ！」でニコニコしながらその場にいてくれました。
帽子をかぶせてもすぐに取っちゃうけど、遊んでる途中にそっとかぶせたら、そのまま無視して遊び続けてくれて……
なんてかわいいの…♡

ママさんと一緒に、カメラとスマホを持って連写モード！
だって帽子をかぶったまま、はいはいしてくれるんですよ♡ かわいすぎました！

そのあとも、クマのお洋服を着てもらって、ぽんぽんと一緒に遊び、ずーっと笑顔♡


たくさん遊んでいたので、さすがに休憩時間には寝るかな？と思いきや、
ちほちゃんと全力で遊んでいました♡ 二人とも最後まで体力がすごかったです（笑）。
 

楽しい時間を本当にありがとうございました！
またぜひ遊びに来てくださいね♡

 

photo ： nana tokumasu

coordi ： chiho morita