Staff BlogAoyama

Reiri Kuroki
青山店

黒木玲理

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こんにちは。

黒木玲理です。

ライフスタジオ11年目、2022年現在はライフスタジオ青山店に在籍しています!

【あなたのための、あなたの写真】を自分の中のテーマに置いて、撮影をさせていただいてます。
blogでは、そういう想いを込めたメッセージや写真の分析をUpしています。

お気軽にのぞいてみてくださいね。

写真分析 / 夏ガール

投稿日:2022/3/23     更新日:2022/3/25

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Photo&Write by Reiri

@AOYAMA

 

 

人の背中は、斯く語りき。

 

表情が見えないからこそ、そこには想像力が掻き立てられるもの。

この背中から、何を感じるでしょうか。

 

少し季節を先取りしたような、爽やかなストライプのワンピースとそれにぴったりなサンダルは、お持ち込みのものでした。

青山店のインテリアの中で相性が良いのは、明るいイエローが効いた空間。ワンピースに合わせた麦わら帽子も、つばが広めの夏仕様。

窓からの光を受けて立つ、その後ろ姿は眩しく、ちょっと早く夏気分を味わわせてくれるようなイメージカットになりました。

 

しかし、この写真の最大の特徴となるものは、やはり彼女自身のパーソナリティの部分です。

『後ろ姿のイメージカット』として見ればスタンダードと言うか、「まあこうなるだろうな」というまとまり方をした写真であると思います。しかし、この『後ろ姿』が『彼女』だからこその面白味があります。

背筋を伸ばして、肘を大きく張って、全身を堂々と広げたその姿には弾けそうなエネルギーが溢れています。足元を見れば、サンダルにお行儀良くは収まらないやんちゃな踵。そういう細部が語る、彼女の『らしさ』が、私はとても愛おしい。

絵的な美しさ(だけ)を追求するなら、例えばちょっとしなを作った女の子らしいラインを出すポージングをやらせようとしてみたり、サンダルもちゃんと踵を嵌めて立たせようとしたりするでしょう。でも、この写真はこれで良いと思いました。

全体的に見た時に、夏の気配を感じる世界観を大きく逸脱するような要素はなく、統一感があります。

前述の通り、スタンダードは踏襲している。その中で、彼女という個性のアクセントが少しだけ、遊び心として残してあります。その遊び心こそ、彼女の魅力を表す表現として、相応しい。

よくよく見れば、光だって夏のそれではないのです。そりゃそうだ、だって今は3月だから。それでも、この写真から夏の気配を感じてしまうのは、多分この被写体の彼女自身が放つ生き生きとした存在感と、その装いや空間が夏のようなエネルギッシュなイメージとしてマッチしたからなのでしょう。

 

一足早く夏の気配を感じさせてくれた、エネルギーの溢れるやんちゃな彼女は、とっても魅力的でした。

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