Staff BlogAoyama

Reiri Kuroki
青山店

黒木玲理

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こんにちは。

黒木玲理です。

ライフスタジオ11年目、2022年現在はライフスタジオ青山店に在籍しています!

【あなたのための、あなたの写真】を自分の中のテーマに置いて、撮影をさせていただいてます。
blogでは、そういう想いを込めたメッセージや写真の分析をUpしています。

お気軽にのぞいてみてくださいね。

Butterfly69 Ouri & Yuumi,

投稿日:2022/11/24

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毎年、夏の終わり頃と、秋の深まる頃に彼らの撮影をしていました。

夏の終わりは妹・yuumiの、秋の深まる頃は兄・ouriの、それぞれのバースデー記念。年に2回のその撮影は、ライフスタジオで毎日撮影をしている私にとって季節の風物詩のようなものでした。

 

彼らとのご縁については、実は何度か書かせてもらっています。

▶︎LIFE FAMILY 021

出会いは2011年の秋。研修期間をようやく終えたばかりのへっぽこコーディネーターだった私が、恐らく初めて体験した『3歳男子の七五三撮影』が、私とouriの出会いでした。

その翌年には妹のyuumiが生まれ、鉄壁の繊細人見知りBabyだったyuumiとひたすらふざけん坊主なouriという、コンディションの高低差が激しすぎるふたりに悪戦苦闘する2年間。

やがてその鉄壁を突き崩す瞬間が訪れ、yuumiの弾けるような笑顔が見れた……と、思って感動したのも束の間、今度はただただゲラゲラな兄妹になってしまった。

コーディネーターの一挙手一投足にゲラゲラ笑って、ポージングを組んでも組んでも膝から崩れ落ちて笑い転げてるものだから写真が撮れない。ずっと笑ってる。変顔を交えながらなんかニヤニヤし続けている……!!

撮影空間は毎度カオスな様相を呈しながら、それでも何とかかんとか収束させて、そしてそれがyuumiの誕生日だった時には

「じゃあ、また2ヶ月後に!」と見送り、ouriの誕生日の時には

「じゃあ、また来年ね」と手を振る、そんな毎年の繰り返しが、私にとってとても大切で、幸せなことでした。

 

10歳の撮影を終えた翌年から、ouriの誕生日撮影はしなくなりました。

年に2回の撮影から1回へ。それは、10年経っての自然な変化でした。ふたりは相変わらずゲラゲラな兄妹だったけれど、ouriが少し大人びてきたその分、たまに少し居心地が悪そうで、成長に伴う思春期の気配を感じたりもしたものです。

 

 

そして昨年、ouriはガッツリ思春期でした。笑

▶︎LIFE FAMILY 175

青山店に異動になりました、とお伝えして、ふたりに合うサイズの衣装が無いんです、ともお伝えして、それでも何ひとつの躊躇いもなく「青山行きまーす」と仰ってくださり、そして本当に来てくれる高田familyのその自然体な感じがとてもとても好きです。笑

私の目線に並びつつあるouriはあんまり目を合わせようとしないし、yuumiはそんな兄をニヤニヤしながら見てるし。とは言え、まだなんとか撮らせてくれるだけの関係性は維持できているんじゃないだろうか、というところのスレスレで、過渡期のouriを撮りました。

※yuumiはいつもノリノリです。

 

来年はどうかな、と、この時私は思っていました。

中学生になって、世界が広がって、家族と一緒に過ごすことの照れくささみたいなものを感じるようになって、……そうなってくると、もう撮影には行かない、と、いつかきっと言われてしまう、その覚悟はしていました。

それが成長でもあるわけだし、ガッツリ思春期に入った男の子にあんまり居心地悪い思いはさせたくない。彼が来なくなったら寂しいけれど、それが成長、受け入れなければ、と自分にも言い聞かせるように、それでも再会を信じて、LIFE FAMILYの文章を書いていたのを覚えています。

 

 

そして、2022年の夏の終わり。

高田familyは全員揃って、また青山店に来てくれました。

『もし来なかったら、去年の写真の顔をくり抜いて家族写真に貼って、さも欠席者みたいにしてやる』という脅しが効いたのかどうかは定かではありませんが(笑)、とにかくouriは来ました。ママさんの身長を抜いて、声が少し低くなって、私の目線に並ぶくらいになって。

思春期の気配はより一層濃く、こうして子どもから大人になっていくのか……としみじみ彼を眺めてしまったものでした。

しかし、そんな大人の少し寂しげな想いとは裏腹に、今回まさかの『ゲラゲラ兄妹』モードに突入。なんかずっとニヤニヤしている!笑い転げている……!!!!

その主な要因は、コーディネーターで入ってくれた五明さんでした。

思春期男子に容赦なくグイグイいく男・五明さん。たじろぐouri&yuumi。それでもグイグイいってるうちに、なんかもう五明さんを見るだけで笑うようになってしまった。

こうなると、この撮影空間はカオスな様相を呈し始める。ポージングを組んでも組んでもなんかニヤニヤ笑ってぐにゃぐにゃしている。

「何笑ってんだよぉぉぉ!!?」と何とか形にしようと必死な五明さんを見てますます笑い転げてしまうふたりを見ながら、何とも言えず懐かしい気持ちになってしまいました。

あー、昔とおんなじだな、って(笑)。

ずーっとふざけて笑ってるふたりを見ながら、撮影は全然進まないんだけどもなんか楽しい、そんな時間を何年も何回も過ごしてきました。まさか今回、(yuumiはともかくとして)14歳になろうというouri相手に、こんなに苦戦(?)して、こんなに笑っちゃう撮影になるとは、思ってもみなかった。

これはもう完全に、コーディネーター・五明和真の効果でしょう。心から、感謝しています。笑

 

 

撮影後、ママさんからLINEが来ました。

『最近気付いたんだけど、たぶん、うちの子撮影じゃなくて遊びに行ってるんだと思う(笑)』

それを見て、私はこう返しました。

『それ、私は昔から気付いてましたよ』

 

遊びに来てる、くらいの感覚で、むしろちょうど良いんじゃないでしょうか。

構えずに、気楽に、楽しく、何なら思いっきりふざけてはっちゃけて、とかでも、良いんじゃないでしょうか。

いつまでも幼い無邪気な子どものままではない、ひとりの人間の成長とはそういうものですが、それでもたまに、こんな風に、「ああ、小さい頃のまんまだな」って思わせてもらえるくらい、遊んでもらえたら最高です。

 

私にとって【10年前と変わらない一面を見せてもらえるひとたち】が高田familyです。

入社したばかりのへっぽこコーディネーターだった頃に出会い、10年以上ずっと、毎年、毎回の撮影を担当させていただく中で、変わっていく様を見せてもらいながら、変わらないなと感じるその表情や、空気感を、10年前から知っています。

ふざけてる、楽しんでる、そういう時がいちばん大変で、輝いているふたり。

 

変わらずに、どうか遊びに来てください。写真を撮る気があんまりないのは、わかっています(笑)。

ふざけて、はっちゃけて、おとなを振り回して楽しんでください。

写真は遊びだと、そう思っていて欲しい。どうかどうか、来年も。

 

またお会いしましょう。

 

 

〜Butterfly69 Ouri & Yuumi

 

 

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