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大宮店
#386 portrait
投稿日:2021/4/19     更新日:2021/4/19
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飛び跳ねながらスタジオに入ってきた彼女。バレエをやっている方って姿勢がよくてその立ち振る舞いがまるで違う。バレリーナの神経は繊細に手の先から足先まで通って美しさを表現する。君はきれいだ。
洒落たファッションは、写真を感化させる。ノーカラーのリネンスリーピース。さらにこだわりのランドセル姿に、撮影者もこだわりで返したい。新しく出会ったファッションに対して、既存の写真のスタイルで対応するのは物足りない。面白くない。いつもとは違う条件をつくらせてもらえる撮影は面白い。そして、貴方のためだけの新たなる写真が残せたときなんとも言えない悦びに満ちる。
写真は一瞬を撮るというより、起承転結のある映画のどの場面をポスターにするかセレクトすることに近い。最初に1時間の撮影のストーリーを想像して、それを最大限に表現できる75カットをつくる。そして、それがこれから何十年か先に思い出され、あのときこうだったああだったね。と家族で話されたりすることを想像して。
見た目の美味しさは大切。食材をお皿に盛り付けるときにどうしたら美味しそうに見えるか考える。
素敵な素材に出会ったときは、美しいお皿を準備して、そこに適切に配置するだけでいい、と思う。
地球は球体。世界は球体。一面でも二面でもない多角面でもない。それが意識できた時、目の前の出来事が一変する。
なんか知らんけどこうなった。
だけどこれが最高。
みんなが心あそばせて出来上がったポーズこそ最強
いい風景に出会いました。強い西日が力強く彼らを照らして、表情を強く写真に定着させる。一人一人の手の仕草にも表情もあって、とても楽しいエナジーが燦々と写真から発されている気がする。何がそんなに楽しかったかはさて置き、こんな写真を残してもらえて嬉しい!と思ってもらえる写真なんじゃないかと思えて私が嬉しい写真。
撮影のバックステージ。そこにはただならぬ人々の懸命なる運動と汗がある。美しい写真に出会うため働く人々。その姿も同等に美しいよ。
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