個人的に横浜青葉店で武器にしたい写真はクローズアップだと思っています。

先輩方から直接言われたわけではないのですが、昔の青葉店のフォトジェニックやブログ、店舗のPCにあるGoodPhotoにクローズアップが多いイメージです。

 

その写真を見て自分自身もこんな写真が撮りたいなと思い毎日チャレンジしています。

原本のポイントになる、見た瞬間におっ！！となってくれるような写真。

クローズアップがあるからこそ引き写真やミドルの写真も活きてくる。

要素が少ないため、ひとつひとつを細かく見ていかなければなりません。

 

写真の彼は10歳。穏やかな優しい、ちょっと幼さもあるお兄ちゃんです。

お話をしていくとママさんからこんな言葉が。

「やっぱり10歳くらいになるとちょっと大人ぶりたい難しい時期ですよね～。」

自分が10歳くらいの時、確かにいろんな葛藤があったなと感じます。

まだまだ親に甘えたい、反抗したい気持ちもある、周りの子と比べたらこうだ、とか、いろんなことを当時思っていた気がします。

 

言葉にはしていませんでしたが、彼もそれを実感していたようでママと僕の話を聞きながら静かにうなずいていました。

 

●写真

一番大切なのは光と表情。

この写真を撮影した日はとっても天気のいい日で、きれいな光がスタジオに差し込んでいました。

 

普段の撮影では直射日光を避けてきました。

露出差がすごく顔の向きや角度、ちょっとの場所の変化にシビアになるためです。

避け続けた結果少し苦手意識ができてしまいましたが、今回の撮影で使ってみることにしました。　

まつ毛、鼻筋に光が当たるように顔の向きを調節してもらいます。

 

ポージングはちょっとけだるそうにうつむきかげんな感じ、のっかったほっぺから彼の幼さが生まれたのは嬉しいミラクルでした。

 

露出やフレーミングを考えている間もコーディネーターのあやちゃんが彼に話しかけ続けてくれます。

彼の表情が若干緩んだ瞬間シャッターを切りました。

 

温かくて穏やかで甘えん坊な大人になりかけの彼の等身大を残せたと思います。

 

ちなみにこのご家族はきみどりカフェの篠原さん大橋さんがずっと撮影をしていたご家族＾＾きみどりカフェでランチ実現させたいです！！

出会いやつながりに感謝！

 

Photo kuma

Coordi　Aya