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店舗フォトジェニック集
ライフスタジオで撮影した各店舗のベストフォトを集めました。
この先の未来へ
2011/8/28
0
心の中でいつも願うのは、 見たままのものではなく、いつも見ている風景を いつもと違うように表現できないか、ということです。 私たちの中で繰り返される日常と、 その日に出会うご家族の日常。 重なり合う日常の中で、非日常的な姿を演出していく。 その中で、少しだけ、 リアルな優しさや温かさを伝える事ができたらいいなと思うのです。 この写真の中で、 彼女は、 後ろで手を組み、俯いています。 目線の先には彼女の右手しかありません。 たったそれだけですが、 たったそれだけの出来事を、よりリアルに、より感覚的に、 伝えようと思って撮った一枚です。 人は、物語の中を生きているわけではありませんが、 彼女と彼女を取り囲む大人たちが作った物語の中で、 彼女はとらわれたお姫様のように、 何かに考えを巡らせ、 小さく祈るように思いを馳せるのです。 幼稚園や保育園では 泥だらけになって遊んでいるような子どもでも、 魔法をかけてあげれば、 人は、日常から抜け出して、 非日常の中で、 またいつもとは違う自分を、私たちに見せてくれるのです。 宝箱の箱をそっとしまうように、 過ぎていく季節を記憶の中で思い出すかのように、 静かに流れる風が、私達の前をそっと通り過ぎていくように、 彼女は少しずつ目を閉じてくれました。
影
2011/8/27
0
光の中で遊ぶ。 大人になってから、光と影について普通の生活の中で気にしたことがあっただろうか。 影が追いかけてくることに疑問を抱いていたのはいつの日のことか・・。 自分の指についてくる黒いもの。不思議で時には怖くなっていたのはいつの日のことか・・。 子どもの行動にはいつも考えさせられる。 当たり前のことを当たり前に思っている今の自分。 昔は不思議に疑問に思っていたことも、いまとなっては、あぁ影ね・・。という感想で終わってしまう。 こんなに世界は光で満ち溢れているのに私は、大人はそれが見えなくなってしまう。 それを教えてくれるたくさんの子どもたち。 その仕草にいつも笑顔にさせられる。教わる。 光の中で影とその小さな指先でなにかを考える彼女。 あなたの生きていく世界が光の絶えないキラキラした世界であるようにと願う。
年月・・・。
2011/8/27
0
彼女に初めて会ったのは、彼女がまだうつ伏せができるかできないかくらいの時だった。 小さい体で最後までニコニコとご機嫌にしてくれていた。 あれから2年近く経ち、成長した彼女と再会できた。 相変わらずキラキラした笑顔をしていた。 初めてあったときは、男の子に間違えられるとママが言っていた。 今は誰が見ても可愛い女の子だった。 2年という時間がどれだけ大きいものか思い知らされた。 私はこの同じ時間の中でどれだけ成長できたか・・。 彼女はこの2年でどんな景色を見てきただろう・・。 できることが増えていく喜びを彼女は楽しんでいる。 あんなにキラキラした表情でよく笑う彼女がふと見せた表情。 少しずつ大人になっていく。 それを感じながらシャッターをきった。
約束
2011/8/26
2
「20歳になったらおにいちゃんとどこに行きたいか、内緒で決めてね」 ただ、ふたりの距離だけを見つめていた。 ふたりでそっと未来の話をしてもらおう。 この写真を撮るために、ずっとイメージしてきたこと。 一度、会ったことのあるふたりだったからこそ、 前回のつながりとして、次回へのつながりとして、 このふたりを今回をどう表現し撮ろうかと考えた。 何を話してもらおうか、どこで撮影をしようか、 わたしたちの場所はどこがいいか。 空気をイメージすること、心をイメージすること、 そして写真をイメージすること。 彼らと接して、うまれてくる空気の中で、 最大限のインスピレーションをもらいながら、 ふたりだけの、約束を撮った。 イメージどおりの、優しさがあった。 彼らの未来がどうあろうとも、 このふたりは、 いつまでも思い合う最愛の兄弟なのだと感じています。
楽しむ。
2011/8/23
1
七五三の撮影で来てくれた彼女。最初の着物の撮影から緊張した様子も見せず、笑顔でスタートした。 7歳の撮影は1歳の撮影と大きく違う。まず会話が出来るという事が大きな違いだ。その子によっては大人の撮影並みに顔の角度から細かい指示を出す事も可能なのです。彼女の笑った時に上がる頬のライン。その可愛さを最大限に表現出来る位置に顔の角度を調整する。目線を調整する。もしくはその角度にカメラマンが動き微調整する。後者の場合でもその子がそのまま留まってくれないと出来ないものだ。逆に難しくなるのが子供と言えど大きくなるにつれ、恥じらいといったテレが出て来たりすることだ。それを埋めるのはカメラマンとコーディネーターの力が試される所だろう。いかに被写体にプレッシャーを与えず、シャッター音を心地良く思ってくれるか。その解決策のひとつとして、カメラマンとコーディネーターがどれだけ本気でその子の撮影を楽しんでいるかにかかると考えている。親が笑っていると自然に子供も笑ってしまう様に、または逆も然り、カメラマンとコーディネーターが本気で笑い楽しんでいれば、自然に被写体もこの空間を楽しんでくれるはずです。 さて、彼女の場合は最初に記したように、笑顔でスタートした彼女。 只でさえ着物を着るだけで疲れてしまうだろうに、それをほとんど感じさせなかった。そんな彼女にカメラマンは今出来る最大限を模索する。 まず、自分が「こういうポーズ出来る?」とやってみせると、彼女は自信たっぷりに頷いて同じ様にやってくれた。「じゃあ、これは?」と、だんだん要求も深くなる。彼女はそれに快く応えてくれた。 そうやってひとつひとつ、一緒に作り上げて行く。 そしてシャッターを押したとき、この上なく楽しく、高揚する瞬間だ。 光・・・ 構図・・・ 色・・・・ カメラの設定・・・ 色々瞬時に考えなければならない事は沢山ある。 ただ、それはこちら側の問題で被写体には伺い知れない事である。 それに囚われすぎて彼女との時間が御座なりになっては絶対にあってはならない事なのです。むしろ、そうなってしまっては勿体ないというべきでしょうか。 写真を撮られるという事を楽しんでもらいたい。その為には一緒に本気で楽しむ事。 その気持ちがまず一番です。
もっと・・
2011/8/22
1
慣れてしまうということ。新しいことに挑戦すること。 人間は賢く学習する生き物である。しかし、それはきっと良いことばかりでもない。 環境を変えて撮影すること。今までとは違った構図に挑戦してみること。 もっと自分に新しい風を吹かせなければならない。 いつもより近づいて・・。もっともっと・・・。 自分にもっと条件をつけなければいけない。もっと課題を課さなければならない。 色味、雰囲気、仕草、その子のもつ独特の空気を察しその子を理解しようと試み様子を見る。 自分のエゴを押し付けたくない。その子をもっと感じ取りたい。残したい。 babyならではの、そのふくふくのほっぺ、腕、あんよ。 なにかに集中した瞬間、その子の世界を、私の一声でぶち壊したくないと感じそっと彼女を見守った。 babyの撮影で私は、その子の今をできるだけいつものその子に近い形で残してあげることと、 パパママもまだ知らない、いつもとは少し違う表情を見つけてあげることを意識して撮影に臨んでいる。 そのために必要なことはたくさんあり、恐らく反対に必要でないこともたくさんある。 私たちはもっともっと挑戦していかなければいけない。知っていかなければならない。 彼女、コーディネート、空気、時間、光。すべてが一致した1枚になった。
The family picture 2
2011/8/12
3
人に、写真に、自分自身にもっと深く入っていきたい・・・。 私達の残している家族写真一枚一枚が、家族の歴史となる。 いつ見ても幸せを感じられる条件はなんだろうか? 私達はいつもその緊張感と向き合いながら撮影に取り組まなくてはならない。 その家族の色はどんな色なのか? その家族の質感はどんなものだろうか? その家族の絆は何だろうか? シンプルに撮影する事で、本当に集中しなければならない事を考えさせてくれる・・・。 可愛い一人娘が愛おしくて堪らない父親の暖かな想い これからもっと友達のように近い存在となる喜びを感じる母親の想い 両親の愛を素直に喜びながらも・・・少し照れている少女の表情 それぞれの想いを形にすることは本当に難しいことではあるが、 それがライフスタジオが存在するひとつの理由でもあるし、 共に幸せになるひとつの方法ではないだろうか?
らしさ
2011/8/1
0
私は写真について… いや、あらゆる事に対して無知だ。 . だけど、 無知が故に知りたいと思う。 . . その対象が、 撮影中は被写体の心の動きになる。 . . . . . この写真の涙は、実は私が原因だ。 ・ ・ お座りがもう上手にできるRikuくんに、 うつ伏せをさせてしまったせい。 . . . . 切なく訴えるような涙を見て、 ハッとさせられた。 . . . 個性を、 “らしさ”を尊重していこうと決心させてくれた一瞬。 . . そして、 この後のRikuくんの満面の笑みが、 確信までも持たせてくれた。
色・光・衣装
2011/7/31
0
スタジオにある衣装は決まっていて、 背景に合わせると栄える洋服や小物の色見を、私達はよく知っている。 . . その限りある衣装をよりよく、 被写体の一部として写真に写しだす事が出来るだろうか…。 . . 色、 光、 いろいろな表現方法で、 衣装と被写体とが一体となり、 ひとつの空間がそこに生まれる。 . . レンズを通して、 いつものあの衣装が、違う輝きを見せる瞬間がある。 その瞬間を見つけていきたい。
空気
2011/7/31
0
1歳の撮影は空気を感じる。 まだ、つかまり立ちがようやく出来たくらいの、よちよちした真っ白な彼。 すべてが空気のようにゆっくりで、 表情の移り変わりもゆっくりで…心地よい。 ホワイトルームにいる彼は、場所見知り、人見知りもなく 彼があまりにも穏やかに笑うので、私の緊張もほぐれて穏やかな気持ちになれた。 なるべく、彼の動きに合わせて、シャッターを切る。 彼の作り出す空気に、私も飲み込まれた。 被写体とカメラマンがひとつになる…。 そんな一瞬である。
疑問
2011/7/31
0
好きなものに触れるときの 生き生きとした表情が好き。 . 綻びる笑みが 生を感じさせてくれるから。 . . ――――――――――――――――――――――――― 自由意思って何だろう。 確かに苦手克服は 自己発展に繋がりうるだろうが、 果たして… 苦手に挑むことだけが 自己発展に繋がるのだろうか。
家族とは?
2011/7/31
0
からっぽで真っ暗だった場所に、 新しい空間をつくりました。 そして、からっぽだったスタジオに、 また、「ひと」の暖かさが加わるようになりました。 OPENから1ヶ月、 インテリアを作りながら想像していた毎日が今ここにあり、この場所でさまざまな「家族」という存在を感じています。 家族とは何でしょうか? その話をよくしました。 それは、湘南店のコンセプトが家族の幸せだからです。 オープン前からも、オープンしてからも、 そればかりを考えてきました。 家族とは? yangは、家族とは自分にとっていちばん大切な特別な存在だと言いました。 そんな彼女は、誰よりも今、寂しい想いを抱えてここで頑張っているのだと思います。 頑張るのは家族のためだと、目に涙をためながら話をしました。 いつか、あなたが自分の道を見つけて進むとき、 それが家族にとっての幸せだと、社長が言いました。 わたしは、家族はある意味運命で、特別かどうかはない、ただ、そうだっただけだと話しました。 社長は、情がないと言いました。 それでも、わたしは家族を想う。 ただ、本当にただ、 たまたま家族になったのか、 なんなのか、よく分からないけど、 わたしが今、家族は大切だと思えるのは、 特別な存在だからとかでもなくて、 そう思ってしまうから。 そう思える世界を生きてこれたから。 1さいの彼女にとって、 この空間はとても心細い場所だったに違いなくて、 ずっと、ずっと泣かせてしまいました。 わたしはとにかくこの場所が安心できる場所として感じてほしかったし、 欲を言えば彼女らしい笑顔が見たいと切実に願っていました。 家族写真は、とびっきりの笑顔が欲しい。 欲張りだけど。 しかし、彼女の心はとても繊細でした。 彼女の心をなるべく傷つけないようにと泣き声と優しい声の中でわたしの欲を抑え、静かに静かに撮影しました。 撮影が終わって、わたしはわたしの基準の中でこれでよかったのだろうかとずっと考えて悩んでしまいました。 もっと方法はなかっただろうか? どうすれば笑ってくれただろうか? けれど、 その状況さえもすべて受け入れてくれたお父さんとお母さんの優しさを思い出した時、 また写真を見返しながら、 この子にとっての1時間の姿と、お父さんお母さんの想いを今ある状況の中でつなげられたと感じられるようになりました。 寂しさ、心細さの心がつまった小さな体を、 優しく、あったかく、 絶対に守ってくれるお父さんとお母さん。 これからも。 何があっても。 あなたを想う、その心が、 お父さんとお母さんの力になり、 その愛情があなたを勇気づける、 そんな願いを込めながら。 大切な想いを大切に残していくこと。 家族に愛されているか? 家族を愛しているか? わたしが家族を諦めたくなったとき、 ほんの少しの答えがつなぎとめました。 結局、 生きていく理由は家族にあるのかもしれない。
開拓
2011/7/31
1
. 結局写真は人間の目で実際に見る世界には勝てないとずっと思っていた。 だからこそ、何か美しい景色や被写体を見たときに「ああ、いま自分の目にカメラが付いていたら」と思うこともしばしばあったように思う。だけど今は、写真特有の世界に魅力と広がりを感じている。 . 青山店は、狭いし部屋数も少ないうえに、ずっといるからつい「マンネリ」という名のつまらない罠に囚われそうにもなるけれど、最近広がりとして感じているのは、そんな狭く限られた青山店の無限性である。 例えば 自分が体をくねらせて隙間に入ってみるだけで、ファインダー越しに見える世界は変わるし、ここにあった台を前に持ってくるだけで奥行きが変わったり、光の当たる面積も角度も変わってくる。そして、何よりも青山店でのバリエーションを広げるためには、85mm短焦点や広角を駆使し、場所によって被写体によってレンズやアングルを変えて同じ場所でもカメラマンの技術によって、表情を変えていくことが可能だし、なによりもそれが必要不可欠なのだ。 だから、私の7月の写真目標は「開拓」と「脱却」であった。 . そうやって青山店にはまだまだ可能性がたくさんあり、狭いからこそそれを開拓していく楽しさがあります。 . この写真も、例に漏れず「開拓」の意を持って撮影したものである。 普段撮っている場所から少し自分の位置をずらし、普段使っているレンズを外し、85mmに変え、被写界深度を浅くし前にある小物類を存分にぼかした。光は被写体の後ろのフラワーカフェの窓から入る自然光のみ。そして、フレーミングは全身を画面の中にいれるという、圧縮された大胆なカットである。全てを決めて、シャッターを切る瞬間。ファインダー越しに見る世界は、いつも目で見ていた世界とは違ったものでした。 . 自らの操作の上で、見える世界が変化する楽しさを知ったとき。 この職業の奥深さを改めて感じることが出来るような気がする。 楽しい。ただ、それだけです。 . .
家族の絆
2011/7/31
1
どうしてもチャレンジしたいポージングだった。 その日はずっと頭にあり、ポーズが合いそうなご家族を待っていた。 . 写真資料を集める中で見つけた家族写真のポージング。 強さを感じ、自分のレパートリーに加えたいと思った。 . . このご家族にお会いしたとき、ママの柔らく包み込むような雰囲気がポーズにぴったりだと思った。 . 複雑なポーズなので、シンプルな白背景で。 パパとママの優しいまなざしを返すつぶらな瞳。3人の目線が画面上に正三角形を描く。 参考にした写真はママが両手を後ろについており、手のラインが直線的で若干気に入らなかった。 そこで左手は自然に垂らし、右手をこどもに添えた瞬間にシャッターを切った。 オリジナルよりも写真全体が柔らかくなりまとまりが出た。
成長
2011/7/31
3
成長 この写真は「成長」という単語のイメージを頭の中で考えて、私は写真で表現した。 写真とは撮影者独特のイメージであり、撮影者が現実世界をどう見ているのかが理解できる。 ・ 地から天に向かっている木が「成長」というイメージを作り上げ、被写体と調和することが確認できる。 被写体は「成長」をしているのではなく、望んでいる。そして「成長」をしていくだろうという期待を持っている。 よって写真の向かっていく方向は「上」だ。下ではなく上であるという結論に至る。 木は被写体の成長を具現化し、余白は被写体の願いが込められている。 この写真に無駄な余白はない。 この余白こそが写真のポイントであり、全体を整理している重要な役割ではないのか。
階段
2011/7/31
0
偏見かもしれないが、7才の七五三の撮影をする時、少しでも女性らしい面を引き出しながら撮れれば…と考える。 もちろんお父さんとお母さんが考える子どもの自然でかわいいイメージと、自分が考える7才だけの女性らしくかわいいイメージには差があるかもしれない。 しかし、7才だけの女の子が持っている自然で女性らしい面をより引き出しながら撮影をしていきたい。
空間、アングル
2011/7/31
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毎回浦安店のリピーターのお客様が来られると、悩むようになる。 広くないスタジオ、同じ空間で撮影することが易しくはないからだ。 もちろん子どもの成長によって、同じ空間とはいえども自ずと違った表現になりうる。 しかし、同じ空間で異なるアングル、異なる角度を少しずつ模索しながら撮影をしていくと、自分も知らなかった新しい空間、新しいフレーミングが少しずつ見えるようになっていくようだ。
透明感
2011/7/31
1
透明感のある1枚になった。 . 優しいママの表情。お腹の子を待ち侘びる期待。 . お兄ちゃんになる息子さんと2児の父親になるパパが見守る中、温かい温度と透明な光の中でママは自然と微笑んだ。 . そこは、幸せな空気、幸せな時間がいっぱい広がっていた。 . 新しい命が産まれること。新しい家族が増え、新しい歴史、絆を築いていくこと。 その貴重で素晴らしい姿を残す、ちょっとしたお手伝いができると同時に家族の歴史を共に見る事ができる。 . そう思うと私はとても幸せな環境にいる。 . ママの表情はきっとまた変わっていくだろう。 . もっと優しく、もっと穏やかに・・。 その変化を見るのもまた楽しみである。
脱却
2011/7/31
7
. ふと、日常から抜け出し別のスタジオで撮影した際に集中力が溢れ出す瞬間がある。それは、自らの経験が作り上げるスタジオ内の光への理解や、フレーミング、子供のコンディションなど。写真を形成する要素を一旦全て取っ払った瞬間でもある。ただただ、被写体に集中するのだ。 7月、1日だけ自由ヶ丘で撮影をする日がありました。といっても、過去に何回も自由ヶ丘で撮影をしたことはあるので、上記のポイントは少なからず自分の頭の中にはありました。ただ、その1日をどのように使うか。それが私の中での挑戦だった。今まで撮ったことの無い場所で、撮ったことのない光で、撮ったことのないポーズで・・・。とにかく、過去に自分が積み立ててきた自由ヶ丘での知識を取り払いたかった。私は写真に集中がしたかったのだ。 . 私はこの日、光のことを考えていました。 4時過ぎの西から照る光は、私の経験通り、自由ヶ丘の大きなガラス窓から入り込み、オレンジ色を帯びて広いスタジオ全体を包み込みました。過去よくそのまま使用していたその光。私はそれからの脱却を図るため、印象の強い西日から少年を逃がし、彼と光を厚い壁で遮りました。 光は向かいの壁に当たり、反射し、少年の影を柔らかく緑の壁に落としました。今までそのまま使用していた光が反射を利用することで、回り込むことでこんなにも表情を変えてきました。 . あの時間、あの場所に濃い影と共に落ちる夏特有のあの強い光。 それはとても魅力的で、印象深くて、強くて綺麗だけど、 すべてのカメラマンに無条件に与えられたそれを、自分で操れるようになりたいと思った。 . .
絆
2011/7/31
3
「被写体を動かす」 カメラマンであるならば、憑りつかれた様に、この言葉から逃れることはできない。 日々、自分に課す幾つかの事の内のひとつでり、1日の終わりには、このチャレンジが可に終わったか否であったかで自分中での充実感が違ったものになる。 2年前、Babyの撮影に行き詰まりをを感じていた私は、社長に言った。 「ある程度の年齢の子供や大人であるなら、被写体を動かすことは可能ですが、赤ちゃんなどの本当に小さい子供はどうすればよいのですか?」 社長はふふんと、ちょっと呆れたようにこう言った。 「小さくても動かせます。できます。」 この日から私の固定概念がなくなり、3頭身であろうと、関節や手足のある限りどうにかして動かしてみましょうと決心した。 してはみたものの、やはりハーフバースデー以下の赤ちゃんに対しては、それ以外の方法で試みなくてはならない。 では何を動かせばよいのか・・・。 試行錯誤で2年が過ぎ結局私が感じたのは、「自分の頭(脳)を動かす」という事以外に解決法がない、という事だった。 で、この写真であるが、この写真に至っては、私が自ら何かを働きかけたという事は全くない。 ママと30cm離れただけで不安を感じ、何かに頼らなければ体勢も保てない、小さな小さな赤ちゃん。 結局私の中で動かすことのできたものは、「心」 だけであった。 完全に被写体の勝利である。
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