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湘南店
『 私たちの映画 』
投稿日:2023/7/24
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photo : Masashi Kuroki|coordi : Jasmine
Life studio Yokohama Aoba
先日、久しぶりに映画館に行った。
私が子どもの頃から観ていた映画の続編という事もあり、終始ワクワクしながら観ていた。
夢中でスクリーンを見入っている私の口は常に半開きだった。
エンドロールを最後まで見届け、劇場をあとにした時には何とも言えない高揚感に満たされたと同時に名残惜しさと言おうか少しの寂しさも感じた。
でもその両者がある時こそが自分にとってとても良い時間だったのだと感じる。
私の中で、「写真と音楽」そして「写真と映画」はそれぞれが大きく関係していて、写真を撮る上でとても重要なパートナーみたいなものである。
音楽から写真が浮かぶ時もあれば写真から音楽が浮かぶ事もある。
それと同じ様に映画を観てそこから新たな写真が浮かぶ事もある。
だから撮影者同士で写真の向上の話なんかをする際には時折映画を観る事を勧めている。
なぜなら、映画はどの場面で一時停止してもベストアングルなのだから。
そんなベストアングルだらけの映像を二時間も観れるという事は目も感覚も養われないはずがないと思うからである。
しかし、あくまでも私の感性の話ではあるが、私は映画をそう観ている。
どの瞬間を切り取っても一枚の写真として成り立ってしまう映画。
どの映画にもストーリーがあって結末がある。
私たちの人生にも同様にストーリーがある。
家族であれば全ての家族にストーリーがある。
楽しいことばかりではなく、辛い時を共に乗り越える時もあるでしょう。
家族は応援することも見守ることもそして時に背中を押してやることも必要。
そんな全てが「私たちの映画」
でも映画とは違い、何気なく生きているようで決して演じているわけではない。
ですが、時に人は演じてしまうこともあるでしょう。
それも人生という名の映画。
私たちは皆、誰しもが自分の人生をスクリーンに映し出しているようなもの。
家族の人生のほんの一コマにカメラを向けてみる。
そこには期待と喜び、そして少しの不安を支え後押しする家族の姿が映し出されていた。
Written by Masashi Kuroki Shonan
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