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店舗フォトジェニック集
ライフスタジオで撮影した各店舗のベストフォトを集めました。
カメラマンとして出来ること
2010/6/28
3
. . 赤の良く似合う子だった 彼女が選んだ赤いサロペット。彼女が望んだ赤いバス。 自然光がキレイに降り注ぐその部屋で、彼女がちょこんと座ったのは やっぱり赤いマットの上だった。 . すべて、彼女が選んだもの。それでいいのだ。 だってその瞬間、彼女の見たくない物はその場から消えていき、 この世界で彼女の見たい物だけがすっきりと見える様になっていく。 その瞬間の子供の一瞬の表情や、思考というのは本当に魅力的だ。 ファインダー越しに見ると、それが本当に明白に分かる。 . いま、彼女は自分で物語を作り出している途中。 私はその時間を大切に大切にしてあげたいと思った。 無理に笑わなくていい、無理にポーズをとらなくていい。 ただ、彼女の感情の赴くままに、物語を紡いで欲しかった。 . そうやって彼女自身が持つ大いなる魅力を考えたら、 私たちカメラマンに出来ることなんて本当に微々たるものなのかもしれない。 それは、「一冊の写真集を作るような気持ち」で撮影に挑むということ。 それは決して、ただ表情を切り取って写真を並べていくという作業ではなく、その時間帯の光や、わずかな風、天候、バスやマットやコーディネート・・・それら全てを考慮した上での表現方法である。 . . ———ある瞬間、私の心が「あっ」と動いたのが分かった。 そこに写る人物の表情やキャラクターがよりくっきりと見えてくるあの“瞬間”だ。 その感情の赴くままにシャッターを切る。 こうして写真にすることで、その“瞬間”を、伝えたいことを、 いつもより少しだけ分かりやすくすることが出来るのだ。 . あとは、ゆっくりゆっくりと彼女が紡ぐその物語を、その表情を、 暖かく見守り、こうして残してあげるということだけ。 . . 赤色をこんなにも愛おしく感じたのは、初めてだった。 . . .
2歳の今
2010/6/26
1
世界で活躍するデザイナー、 吉岡徳仁さんがTV番組で言っていた言葉。 「偶然より美しいものはない」 こどものように、何かを探している吉岡さんの姿は 偶然から成る、新しい発見にドキドキしているようだった。 この言葉を聞いた時に思い出した1枚がある。 わたしもこのスタジオで、何かを探しながら撮り続けていた。 その答えが少しだけ見えたように感じた。 いいよ、いいよ、 好きにしていいよ♪ そう言ったそばから君は、まるでちっちゃな子犬が走り回るように、 右に左に、おっとと前に、 ずっとずっと走り続けた。 だってまだ、君もちっちゃな2歳だから。 歩けるようになって、 走れるようになって、 それはもう、走り回ることが楽しくてしょうがないでしょう。 君の表情から、姿から、 その走り回りたい衝動を感じたから、外に連れて行った。 一緒に走ろうと思った。 一緒に走るように、追いかけて撮った。 一瞬一瞬のシャッターチャンスを逃さないように、 ずっとずっと君だけを見ていた。 独特な光の3角形が出来ていたことにも気づいてはいて、 おもしろそうだな、と思ったけれど、 この子にそこへ立ってもらうように誘導するのは、なんだか違うと思った。 私の考えだけで、 そこへ立ってもらったところで、 それは、彼だといえるのか? もう止めないと、言ったから。 いつか、ここを通るかも知れない。 撮れたらラッキーかな、 その程度にしか考えていなかったけれど、 待つ間もなくダダダっと撮影が終わった。 彼は十分楽しんだように見えたから、終わった。 写真をチェックしていると、この1枚があった。 偶然? いつの間にか撮っていた。 瞬間の中で、必死で撮っていたのだろうが、 不安定な露出の中、 激しく動く彼が、 光の中にすっぽりと入っていた。 その姿は、紛れもなく、彼だった。 動きからなる指先、興味を抱く方角へと向いた顔、 ダンスをしているようなポーズから、 彼の心躍る気持ちがあふれているようだった。 ただ、嬉しかった。 400分の1秒で閉じ込めた、彼の世界。 探しているのは、本物の「あなた」です^^ ************************************************ 追記 親御さんからよく聞く言葉の中に、 可愛いわが子の姿を残したくても、 よく動くので、普段ブレて撮れないんですと聞きます。 スタジオで撮影した写真を見ながら、 よくブレていませんね、とも言われます。 しかし、実際のところ… ブレます! というのも、スタジオ内で照明(蛍光灯)を使用し撮影する場合、 シャッタースピードを100分の1以上速くしてしまうと、 蛍光灯のフリッカー(発光する際のチラつき)が発光していない瞬間と シャッターがおりる瞬間がシンクロしてしまい、 暗い写真となってしまうことがあるのです。 それでは、いい写真もダメになってしまうことがあります。 なので、基本的に照明を使用する際は、 シャッタースピードは100分の1以下です。 走ればブレる、それくらいのスピードです。 その状況下の中で、撮影をするということは、 少なからず、どこかで、あまり動かないようにと願ってしまう部分があるかも知れません。 被写体に対して条件を出してしまうことだってあるかも知れません。 それを楽しみながら、基本的にはやりたいと思っているのですが、 彼の場合、 そんな条件の中、動きを多少制限してしまった部分があったので、 その分思いっきり動いてもらおうと考えたのでした。 思いっきり動くには… 自然光撮影しかありません。 人口の照明よりも、もっともっと明るい太陽には、 ちらつきなどなく、 さらに露出もあがる(明るくなる)のでシャッタスピードを速められます。 その特徴を活かし、 彼を自由にしました。 彼から、何が生まれるのだろうと、 わたしもドキドキ。 自分ではない世界から受け取るものがたくさんあります。 自分の世界の中に、被写体を連れてくるのではなく、 相手の世界にちょっとだけおじゃましながら、一緒に時間を閉じ込めていきたい、 そう思っています。 わが子がブレてしょうがない、というパパさんママさん、 お天気のいい日はぜひ、カメラ片手に、 太陽の下で思いっきり遊んでみてはいかがでしょうか?
祈るように願う、ただそれだけ
2010/6/26
3
横浜店の武器の一つに緑の豊富さというものがある。ただ、季節によって、また天候によって、同じではないからこその、楽しさと難しさがそこにはある。 外での撮影は何よりもその日の天候によって大きく左右されるので、作り込むという点においては、スタジオ内で撮影する場合よりも遥かに難しいと感じる。ただ自分が撮影する角度や人物の配置、レンズ、光の取り入れ方、シャッタースピードの変化等、無数の組み合わせの中で、背景の緑の豊かさや綺麗さをどう表現し、圧倒的な強さを持つ光と緑の中で、そこにいる人物をより明確に印象付けるためにはどうすればいいか、ということを僕は考える。 . まず、背後は若干暗めの緑になるよう人物を配置し、少年の右側の少し空いた空間を、やや明るめの緑色がくるように配列する。こうすることで赤い帽子をかぶった少年がより一層際立ち、同時に背景の緑も明暗が分かれ、より際立った明るさと暗さ、その、色のコントラストを表現できるのではないかと思った。 . ここには様々な種類の木の、様々な形と色をした葉が広がり、日中、太陽の光が当たると、日の光が葉に反射し、更に明暗が分かれる。緑、深緑、黄緑、薄緑…その色は無数に存在する。上の葉が下の葉に影を作り、風に吹かれ木々が揺らぐことで隙間が生まれ、木々の向こう側にある青い空を垣間見ることもできる。作られたものではない大地の力、そして自然のエネルギーに満ちた世界の中で、緑色の葉が、あたたかな光の粒を作り出し、それがイルミネーションのようにキラキラと輝く。 . その緑と光の輝きの中で赤の帽子をかぶった少年がほほえみ、初夏の風が少年の前髪を少し動かした瞬間を僕は切り取る。 . 混沌とした世界の中で、ますます減少していく世界の緑と豊かな海。汚れていく空気に増えていく悲しみ。 だけど、この少年が笑った瞬間、僕は世界がこれからも平和であることを願い、そして、地球という星に生まれ立った僕たちが、いかに自然と共存して生きていくことをこの先もっと重要視しなければいけないのかを、改めて考えさせられた。 . 願えば叶う。 . だから願おうと思った。想いを少年に託して。 世界がこれからも平和であることを、切に願う想いも込めて。 この時代に生きている子どもたちが、大人になった時にも、世界の自然がまだ限りなく残っていることを願い、慈しんで。
切り取る雰囲気と光の関係
2010/6/25
0
被写体の持つ空気を表現することがカメラマンの役割である。 被写体の魅力が最大限に生かされる表現の方向と、カメラマンが表現したいもののその方向が同じであると良い。 どういう光がその子にふさわしいか…と考えた時に、偶然そこにあった光というよりは、どうしても座らせる位置、遊ばせる位置を誘導して区ことになります。 真っ白な部屋は色が無い分、光の存在と、その子供の存在を際立たせる。 この子の場合は、平坦な順光でもなく、サイドからの光で影を強調するのでもなく… ママの持ってきてくれた洋服は、さらさらと繊細で光をやわらかく通す素材でした。 その質感を、後方の窓からこぼれる光で浮き立たせようと思いました。 フレームの中に入り込む要素たち、洋服や壁の質感、そして光が味付けをして。 料理で言えば、まさにそれぞれの素材の味が引き立つ、「いい塩梅」を探す事。 集中し、観察し、それを探さなければなりません。
世界観を象る
2010/6/24
0
人に、写真に、自分自身にもっと深く入っていきたい・・・。 写真というものは一言で良い悪いで表せるものではないと思います。 もちろん上手い下手といったことでもないと私は考えます。 違いとして言うのであれば、 私が『どのような世界をとらえているのか?』 という世界を見る眼。。。 そういった世界観の違いがあるという事が 写真というモノになるのではないでしょうか。 少し大げさかもしれませんが、 今はこんな雰囲気が流行っているから 『私はこのテイストが好き』そういうものではないと思います。 限られたスペースの中にある平面な背景をどう生かせばいいだろうか。 これはカメラマンなら誰もが考える事ではないでしょうか? 今回は被写体の右側から照明をあて、腕や頬に あたる光のバランスを調節しました。 そして、絶妙な感覚で象ったトリミング、 左隅に被写体を寄せた構図。 象る、型抜くというような表現でどこまで私の決意が伝えられるのか? 『自分の世界にはこうみえているんだ』 という決意表明のような今回の一枚です。 写真の様々な構成要素を適切に使用するということは、 写真の根源に近づくということです。 写真の根源に近づくということは結局、 その中のポイントを探すことであり、 カメラマンの自由意思と美への追求意識を追い求めていくことが必要です。 いつも同じ空間で撮影をしながら 創作行為ではない・・・ 機械的な反復過程になることがないよう 今後も広い視野を持ち、自分の世界観について集中していく必要があるのでしょう。
視線
2010/6/20
0
空間撮影を始めた後、もっと良い撮影、良い写真を撮ってみたいという気持ちは皆が持っていると思います。 いつも繰り返されるスタジオの撮影の中で、自分自身も分からないまま、自分の枠に閉じこもってしまっているようです。 この写真もいつもとおりにフラワーカフェで子供を位置させて撮影しようと思った瞬間、フラワーカフェの後ろの窓から入ってくる光が、被写体の右側のほっぺたに触れながら自然にグラデーションが入っていくことと、 子供の目と花をみる視線がきっかりあう瞬間を撮影したものです。 まだ、いい写真がれだと一言で定義付けることは難しいと思います。 しかし、もっと被写体に集中して、スタジオの空間を理解してみると、少しずつ発展して行くのではと、考えています。
想像力
2010/6/18
2
シンプルな写真はいい。 カメラマンは写っているものすべてに責任を負わなければならないし、そのために説明ができなくてはならない。 この写真は、抽象化である。つまり、被写体から注目すべき要素を重点的に抜き出して他は無視する撮影方法にした。 写っているのは、手だけである。 詳しく説明すると 結婚指輪をしている成人男性の両手の上に、握りこぶしの赤ちゃんの手がのっている。 男性の人差し指は、赤ちゃんの手を押さえている。 誰もが父親と子供の手だと思うだろう。全く無関係の手だとは思わない。 情報の少ないものは、それを本物に近づけようと頭の中で想像するのである。 その想像力がとても重要なのであって情報が多くなると、想像するどころかダイレクトに頭に入ってくるために何も考えなくなってしまう。 抽象化した写真は、人に影響を与える。 その写真を自分の生活と当てはめて想像するからだと思う。 この写真で伝えたいこと。 それは親子の絆、命、愛、成長・・・・などです。 私は見た人それぞれポジティブに感じて欲しいと願います。
仕草から読み取る
2010/6/16
0
良い写真とは何か… いまだに一言で表せる言葉は見当たらない。 カメラ目線で笑顔の写真は誰もが好む写真である。 しかし、ライフスタジオで撮影をするにおいて全てがそういった写真である必要はない。私たちは他にどういった姿を残せるか… 最近はずっと仕草に注目をしている。 その子の好きなものを自由に遊んでもらう。 そこで生まれる微笑み、優しさ、好み… それらを合わせ個性が生まれる。 仕草に注目をしていると手足の動きに目がいく。 目は口ほどにものを言うと言われるが、写真においては手足の動きも被写体の心を表す大きな要素となる。 手足の位置、力の入れ方によってリラックス、やさしさ、厳しさ、強さ、緊張、楽しさ・・・ たいていのことは表現で生きるだろう。 またそれに小物が加わることによりさらに表現が豊かになっていく。 ここでは、動物のおもちゃを見つけた彼が、優しく、そっと動物を包んでいる。 口角が上がって楽しそうに遊ぶ。きっと彼の性格からして動物が大好きなのだろう。 動物を向かい合わせではなく並べている。 初めてあった私たちにも笑ってくれる彼は、明るくて家族思いのいのやさしい子なのだろう。 余白は作らずに手元へと上から下の視線の流れが出来ている。 撮られるということを意識していないからこそ生まれた流れ。 すべての撮影が終わったときに思った、やっぱりこの子はやさしい子なんだなと。
贈り物
2010/6/11
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最近の国分寺店の光はおてんと様がどこに隠れているのか コロコロ日差しの加減が違います。 いきなり入ってきたり午後みたいに柔らかい光になったり、、 この日は少し遅れた入園の撮影、、 世間の時間は春の栄えを越えようとしましたが この日だけは入園を祝うように春の暖かい日差しでとっても眩しい光でした。 その光に負けないように輝く笑顔でずっと笑ってた彼女。 彼女はもう幼稚園に入ります。 いや、、もう幼稚園生ですね! お友達もいっぱいできて、好きな子もできて、お姉ちゃんになるでしょう。 時期は少し過ぎたけど フレッシュな気持ちで爽やかな新入生気分を味わいました。 色のある制服、ホワイトルームとのコントラスト、、 彼女のふんわり、キラキラ感を出せるために いつも愛用しているガラス管をそばに置いて、、そして笑顔の彼女を引き立たせるためのトリミング。 その笑顔を見逃す訳にはいかない! そしてもっと素敵に表したい! この子のふんわりと元気な姿をどうしても残したかったのです。 何故、、写真を撮るのかというと、、、 結局、全てが自己満足になってしまうかもしれませんが、、 彼女と私の短い時間の中に出会えた運命。 そして彼女の成長。 そして彼女の成長を見守るママ、パパ すべての関係との運命にすこしでも関わったことがなによりうれしいです。 素敵な笑顔をプレゼントしてくれた彼女に ほんのすこし私が持っているものでお返しします。
採光
2010/6/11
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人に、写真に、自分自身にもっと深く入っていきたい・・・。 まず、自分がどんな写真を好きなのかという事を特定する。 自分はその写真の何が好きなのか、どのような構図がその写真を成り立たせているのかを言葉にしてみることからはじめようと思う。 その言葉をもとに実際に撮影をしてみる。 その事により次は、次は、次はというように 一枚の写真の見方が必ず変わってくるはずだ。 “良い写真(構図)とはただ熱心に被写体を見る方法だけである。 したがって創造的努力と同じように一人一人の成長と関連することなので 教えられることはできない”という話がある。 光を見つけた瞬間、まさにこう撮りたいという瞬間がきた。 この写真のポイントは被写体の足元に集まった光である。 そのポイントが軸になり、 被写体の指先から伝わる仕草や 右足に重心がある立ち方、 顔に当たる光のバランス、 被写体がフルサイズではいるフレーミング シャツ・ブーツ・ハットというシンプルなコーディネート 複数のポイントが更に見えてきた。 自然光が足元に当たった瞬間、目線が下に落ちるように視線を引っ張った。 光を生かすために目線やアングル、モノクロ設定など準備して撮影に挑んだ。 照明は写真館が表現しようとする写真にもっとも適切だと判断される照明を使用すれば良い。 今回の光は、小さい窓を通じて入ってきた自然光である。 この一枚の写真を表現しようと、ある角度から一枚の写真を見つめてみた。 それは建築という分野である。 建築用語で用いられている、採光という言葉がある。 採光とは室内の環境を調整するため、 外部から自然光をとり入れることである。 換気と並び室内の衛生環境維持に欠かせない行為であり、 窓が設けられる目的のひとつは採光である。 少し違う角度でこの場所(インテリア)を見つめてみると、その目的を知ったと同時に、光のポイントを見つけることができた。 その感覚を表現できた一枚である。
一瞬
2010/6/4
0
よく晴れた午前11時。日進店のフラワーカフェにとてもきれいに光が差し込んでいた。 時間帯や雲の動きなど、一瞬で表情を変え、カメラの微妙な調節で写真が良くも悪くもなる場所。その中で、子供の表情や行動も一瞬で変化していく。その多くの一瞬を捉えるために集中しシャッターを切っていく。少し人見知りもあり恥ずかしさも入り混じりながら撮影が進み、この写真は、撮られることにもスタジオの空気にも少し慣れてきた頃だった。来店時はアップにしていた髪をおろしイメージを変え、笑うとえくぼができるあどけない顔の彼女がふと見せた大人っぽい表情。光と花に包まれながら見せた表情がなんとも印象的だった。
選択
2010/6/4
0
選択 構図、空間、トリミング、露出、そして色。 色々な要素を瞬間的に考え選択してシャッターを切ります。 それがキャンバスならば その中で私と被写体との思い出。 被写体の個性で生み出す瞬間的な運命はいい色になり、 素敵な絵になる。 画家が違うと同じキャンバス、同じ絵道具でも生み出す味や色合わせ、雰囲気まで変わるように 限られて空間での撮影でも撮影者によって全く違う味が出ます。 それは良くも悪くも好みもあるのだとおもいます。 それは一人一人比べられないくらいの価値を持つんものでしょう。 たが、、大切なのは楽しい思い出や絆を形として残す人として どれくらい被写体を観察してどれくらいの感覚のアンテナを立てて どれくらいの特徴を掴むんだとしても 被写体と撮影者がその時が幸せでなきゃ生み出せないものは絶対あると思います。 まだ動物な感覚としてしか表現できないのですが その楽しい時間を素直に楽しめながら 心で動いて撮影したこの時のこの瞬間はいつ時間が経っても色合わせないです。 ************************************* 彼女はとても静かでそれでもすごくマイペースな子でした。 いつも自由でいつも新しく何かを探し、いつも集中して大きい瞳を光らせていました。 子供のふっとした表情、仕草にそして周りが作り出す奇跡的な瞬間には いつも自分が恥ずかしくなるくらい美しくてびっくりしています。 また私の中で色合わせない一つの宝物が増えたような感覚をよみがえしてくれる一枚です。
ひとり ひとり ふたり
2010/6/3
1
わたしの撮影スタイルとして、 必ず、数枚、何もない背景で人物を捉えるようにしています。 手をかけ、作りこまれたセットの中で バランスをとりながら際立つ人物の存在感を表現することももちろんいいのですが、 被写体と真っ向勝負するのも好きなのです。 何もない背景に立たせると、 あなたが、 どんな人なのか、 より見えてくるような気がして。 今回のモデルは、 6歳のお兄ちゃんと3歳の弟くんでした。 ひとり、ひとり、兄弟で撮影をしていき、 最後にこの黒い背景で前回よりもまた成長したお兄ちゃんのソロを撮ろうと思っていました。 パシャリ。 スタタタタ。 数カットの所で弟くん乱入! そっかそっか、お兄ちゃんと一緒がいいのね。 お兄ちゃんも弟くんといる時のほうがより活き活きしていたので、 急遽ふたりともはだかになってもらい、 今のふたりの姿を撮影しました。 ひとり、 ひとり、 ふたりになって、 4年目^^ 強すぎるほどのお兄ちゃんの優しさ、 お兄ちゃんが大好きな弟くん。 ちょっとお兄ちゃんの力が強すぎて、抵抗している、そんな姿も、ふたりらしいと感じました。 ずっと一緒に育ってきた兄弟。 これからもずっと、こんなふうに、仲良く 過ごしてください。 1時間程度の時間の中で70cutほど。 これがスタジオで撮影する限度ですが、その限度を超える写真を生みだすには… まだまだ深く人と写真と向かい合わなければなりません。
関係性。
2010/5/31
0
関係性。 夫婦って不思議なものです。 他人だった二人が恋に落ち、恋人になり、家族になり、二人の血の繋がった また新しい生命を授かり、一つの小さい社会として生まれ変わる。 人類はそうやって繰り返しながら受け継いだ血で常に生まれ変わっていきます。 その中での人間の存在はとても重いです。 人間の生死に対して その中での男、女、恋人になった二人の時間、存在は儚く、軽いものかも知れませんが せめて二人にとってのお互いの存在は決して軽くないかもしれません。 この三人との出会いをすこしクールに表現しました。 これから生まれてくるかわいい赤ちゃん。 これからお母さんになる彼女。 そしてこれからお父さんになる彼。 彼は彼女を愛する。 彼女は彼を愛する。 そして生まれてくる彼女を二人は愛する。 少しは不安かもしれませんがそんな不安も感じさせないくらいの 笑顔の二人。 その二人が作りだす居心地のいい時間はとてもクールで二人の心強い愛と 親になる頼もしさをこの一枚で伝いたいです。
集中
2010/5/31
2
良い写真を撮影しようとする時、被写体らしさを重要視します。 何に興味があって、何に集中するのか。 何が嫌いで、何が好きなのか。 被写体をできる限り理解することに努め、写真で表現する事に集中します。 レンズは? 絞りは? 光は? 背景は? ボケは? などの答えを瞬時にだせるように、常に自問自答しながら撮影し、答えが出た瞬間シャッターを切ります。 「ここだ」という風に。 写真の子は何もない床の空間をじっと見ていました。それがこの子らしかったのです。 光は顔だけにあたるように床だけにし、視線を強調させます。 視線の先を空けるように撮影し、この子しか見えない「何か」を表現します。 前ボケの窓枠は、孤独の空気を表現して、この子だけの世界をつくりあげます。
責任
2010/5/31
2
写真を構成する要素の「光」 コーディネートやインテリアなど、様々ある構成要素の中でカメラマンのみにその選択権が与えられる要素である。 光を変えることで一見して分かるほど写真のイメージが変わる。 それ故に光を見ること、作り出すことに対して大きな責任を感じる。 被写体と背景にあたる光の量の差、角度、色のバランス。 様々な事柄を一瞬で読み取る難しさの中に、様々な光の要素が一点で交わったときの喜びと、それを求める楽しさがある。 光について考えるとき、いつも思い出すのが、日頃から人の顔をよく見て、どこから光が当たっているのか、どの光が美しく見えるのか、光を読むための訓練をしなさいと師に言われた言葉。 光を読むというと難しく感じるかもしれないが、純粋にその人のイメージとその場の雰囲気と表情を一番調和させる光を知ること。 その人の美しさを最大限に引き出す為にその人のことやその場の環境を知るということだと考えている。 被写体が子供の場合、存在が既に美しい強さを持っているが、それを引き立てる環境を作り出し、子供の自由な魅力と調和させることが重要だと思う。 カメラマンの視点としてきれいな光を作れたとしてもそこに無理やり子供を連れて行き、不快な思いを与えながら写真におさめたとしても全く意味がない。 この1枚を撮った時、この雰囲気を出すために望遠レンズを使いできるだけ離れた場所でカメラを構えていた。 当然この子と会話をするには難しい距離である。 そこでアシスタントの力に助けてもらいながら、思い描いた場所で望んだ仕草を待つ。 子供の場合、自由の中に存在しているので、こちらが望んだ場所で望んだ仕草を引き出すためのアシスタントの技術がとても重要である。 しかしそうやって引き出された表情や仕草も一瞬の出来事である。 位置関係としたら被写体から離れたところにカメラマンがいて、被写体の傍にアシスタントがいる。 この離れた状態でカメラマンとアシスタントとの意思疎通がなされないとこの状況は生まれなかった。 そしてアシスタントが必死で作り上げた一瞬の姿を逃さずにシャッターを押す。 カメラがフィルムからデジタルに変わり、1回のシャッターの持つ責任の重さが軽くなったといわれることがあるが、一瞬の仕草を捉えるにあたってその重さは変わらない。 子供に「もう一度」を求めることは既にその子の自然な姿から逸脱してしまう。 そうやって生み出された一枚の魅力をその子や親御さんに共有してもらえる喜びは本当に計り知れない。 自分の子供の成長の喜びと同時に、第三者が見ても美しいと感じてもらえる写真に自分の分身である子供が参加している喜びを伝えたい。 それが僕が写真を撮るに当たって抱いている思いである。 常に最大限でその場の魅力と調和したその子の姿を見せたくて、あえてここで紹介するに当たっての画像加工は、自分の撮ったという目印のロゴを付け加える以外全くしていない。
門
2010/5/30
2
開けたくても開けられない門が一つあります。 その門をちょっとでも覗く為には数多くの時間と通じ合った心が必要になります。 大人になりそのカギを見つけられない私達に、、たかが1時間くらいで 急いでこの子はそのカギを見つけ出してくれました。 私はこの子が見つけだしてくれたカギでひとつの門を開き、第一歩を踏み出しました。 様々なカギを見つけ、様々な門を開いてる毎日、、 一番最初に感じたこの瞬間、その時にシャッターを押した直感。 そのカギを大切にポケットにしまっておきます。
●転換点●
2010/5/28
2
写真という職に勤めながら数えきれないほど「写真の意味、写真の表現、写真の構成」についてお話をしたり、説明をしたり。。 でもいつのまにか自分の写真に壁を作ってしまい、 写真にたいする高い壁を作って自分をその中に囲んでしまったかもしらない感じがする。 その中で自分が見る世界は四角い空だけが見えて、 外の丸い世の中は見ることも出来ず、 自分が立っているこの地の広さを感じられないままただすごしてきた気がする。 . 先日「写真からの自由」という本を読んだ。 その本を読みながらずっと反省と悲しみで涙がとまらなかった。 私が写真をやる理由と被写体を見る方法、人生にかんする意識と感情など。 写真はただこれらを表現するツールだけであって、目的にはなれないと感じた。 この写真は私のその意識の変化で始まった写真だと言える。 写真を通して語りたい根本的なお話は忘れてしまい、 写真的な要素、技術など表面的なことだけで写真を語り、 その被写体を素材だけとして意識して より美しく、より写真らしく表現する為に努力してきた、 何ひとつ決めてある物もないのに物事を四角い枠に閉じ込めて来た。 自分も知らずに四角い枠の中に自分を閉じ込めてしまってた。 写真の束縛から自由になれるその日の為に 今日一日も心から溢れ出る思考と本能で一枚の写真を残そうとする。 ーーーーーーーーーーーーーー 사진을 해오면서 참 많이도 사진이란? 사진은..사진의 정의 ,사진의 표현,사진의 구성 등을 이야기하고,설명하고 스스로 벽을 세워 어느덧 지금은 사진에 대한 높은 담을 쌓아 나를 그안에 가두었는지도 모른다는 생각이 드는 지금이다. 그 안에서의 내가 보는 세상은 네모난 하늘만 보일뿐 그 밖의 둥근세상은 바라보지도 못하고 내가 서있는 땅의 넓이는 가늠하지 못한채 그렇게 그 안에서 지내온 듯하다. . 얼마전 [사진으로 부터의 자유]라는 책을 읽었다. 읽는 동안 내내 붉은 눈물을 흘리며 깊은 슬픔과 반성의 시간을 보내왔다. 내가 사진을 하는 이유와 대상을 바라보는 방식 , 삶에 대한 품은 마음..의식 등 사진은 단지 이들을 표현할 수 있는 매개체 일뿐... 즉 단지 수단일 뿐 목적이 될 수는 없다고 느껴졌다. 이 사진은 그런 나의 의식의 변화에 있어 시작된 사진이라 할 수 있다. . 사진을 통해 이야기 하고자하는 근본적인 이야기들은 잊어버린채 사진적인 요소, 테크닉 등등 표면적인 이야기들로 사진을 이야기하고 그 대상을 소재로만 의식해 보다 아름답고 보다 사진스럽게 표현하기 위해 부단히 애써왔고, 어느것 하나 정해진 것이 없음에도 정해진 틀에 가두어 나도 모르게 사각형의 네모난 틀에 나를 가두었다. 사진으로 부터 구속에서 자유로워 질 수 있는 그날을 위해 오늘 하루도 진정 가슴에서 우러나오는 생각과 본능으로 한장의 사진을 담으려 한다.
●キズナ●
2010/5/20
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私が写真で表現したいテーマのひとつが、「絆」です。 親子の絆、夫婦の絆、兄弟の絆、恋人の絆、友達の絆など・・様々なつながりを写真で表現していきたいと思っています。 この写真は、母親が子供と同じ目線で、子供に優しく話しかけている姿です。親子ふたりだけの空間の手前に緑があることによって、ふたりの絆をのぞいているようなドキドキ感を感じます。母親の優しい口元と手の仕草から、子供に対する深い愛情、そして親子の強い絆が感じられる一枚です。 写真には「一瞬」が切り取られるという停止性がありますが、その切り取られた「一瞬」から感じられる人と人との絆が、被写体である人の人生をより明るい方向に向かわせる、そういう写真を撮っていきたいと思っています。
意志
2010/5/20
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人には意志が必ずある。意志とは自発的に目的を選択すること、その実行のために要する手段を思考することとある。それが強い人もいればそんなに強く表現しない人もいる。 子供を見たときには意志が強いと思うことが多いと思う。それはまだ自分しか見えていないから。でもそれが子供だと思うし、そこからまた色んなことを学んでいく成長の手助けとなるため必要なことだと思う。 2歳の子の撮影というのはなかなか難しい。それは1歳よりも動きが早くなり、またこちらの言っていることもまだなかなか理解できない年齢。それでもって意志が強くすぐに飽きて注意散漫だからだ。だからこそ一瞬の集中しているこの時間というものを正確に捉え、写真に収める必要がある。 この写真は、この子がシャボン玉に集中しているこの瞬間のとても彼の意志を感じる一瞬だと感じる。子供が何かをしようとした瞬間の意志というもの。人は何かしようとした瞬間に体は一瞬にしてバランスを保つように動く。体を支える左手、シャボン玉を捉えようとする右手、それからそれを追う目線が一つになり後ろから入ってくる光からもその意志を支えてくれるエネルギーのようなものも感じる。意志を持つということは、自分の行動を決定していくことである。そんなことを感じさせてくれる一枚ではないかと思う。
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